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2024年11月18日 更新
免疫抑制剤をコーティングしたバルーン (DCB)が開発され、ステントを留置しない治療方法、冠動脈形成術の確立が期待されています。一方でDCBは免疫抑制剤を血管の壁に移行させるためのバルーンであるため、狭くなった血管の拡張機能を有していません。このため、DCBの前に前拡張用バルーンで十分に広げる必要があります。
本研究では、前拡張を、“通常のバルーン”、あるいは“カッティングバルーン”という金属ブレードがついた特殊なバルーン、のいずれかで行い、よりDCB留置に適した前拡張方法について明らかにします。
現在、全国19箇所の施設が参加しています。研究代表機関は帝京大学医学部附属病院です。
帝京大学医学部内科学講座
主任教授
倉敷中央病院
副院長兼循環器内科主任部長
聖路加国際病院
心血管センター循環器内科 医幹
東京ベイ・浦安市川医療センター
循環器内科 医長
東京労災病院
循環器科 副部長
聖路加国際病院
心血管センター循環器内科 医員
jRCT番号:jRCTs032230543